1999/02/17 運営委員会 資料 3-11-1 AP-TF報告 <APNICポリシードキュメントについて> 2月5日にAPNICより、アドレス割り振り/割り当てポリシードキュメントの ドラフトが公表された。2月17日がコメントの締切日であり、AP-TFとして 意見をまとめて提出準備中。 ドキュメントドラフトの大きな特徴 ・confederationについての記述がなく、そのかわりNIR(National IR)の  記述がある。これはJPNICが京都で主張したモデルが多少なり考慮された  結果と考える。ただし、NIRの詳細規定については記されておらず  今後の継続議論となる。 ・プロシージャについての細かい規定はない。したがって、JPNICでこの  実装をどのように行うかについては材料が足りなく、検討できなかった。  今後、プロシージャドキュメントについても、APNICとして同様なオープンな決定  プロセスを踏んでほしいこと、場合によっては本ポリシードキュメントについても  見なおしをかける可能性を認めること、およびJPNICとして決定プロセスとして  協力していくことをAPNIC側に伝えていく。 ・アドレスは1年リースの概念に基づく。1年ごとに新しい基準に基づいて  アドレスのリースの可否が見なおされる。 <シンガポールのAPNIC総会でのJPNICの対応について> ・Policy Documentについて  最終版にわれわれの意見がどれくらい反映されているかに従い、  適宜コメントする ・EC再選について  JPNICとしては高橋さんをすでにchairとして選出していることから、特に  強く候補は推さない。ただし、KRNICなど立場が近いところから、立候補する  場合には適宜支援する(現地で調整) ・Fee and Membership Structureについては、何がでてくるかわからないので、  適宜コメントする ・ipv6についてはとりあえずno opinionという立場? ・Country Reportは丸山さんが発表。運営委員会(IP-WG)とHost Masterとの  関係について明確にする。 ・前日にKRNICと歩調をあわせておく ・期間中にAnne Lord(Senior Host Master)をつかまえて、議論しておく。 以上