1999/03/18 運営委員会 資料 5-2 データベース管理検討部会審議事項 1. DNSのゾーン転送停止の延長と例外措置の見直しについて(審議) JPドメインおよびその逆引き空間のゾーンファイルの転送の中止を 2月1日に実施するとアナウンスがありましたが、その後技術的な 問題が発見され、現在はそのための周知期間としてゾーン転送の停 止を行っていません。今後、起こり得る不具合について十分周知し た後、5月11日(火)をもって止めたいと思いますので、ご意見 いただけますようお願いします。 また、Autherized Secondary以外へのゾーン転送は原則禁止する方 針で望みたいと思います。その理由は、1つは従来通りセキュリティ 対策のためですが、2つめとしてDNSサーバのゾーン転送に関する負 荷が無視できないものであることが判明したため、DNSの安定運用の ために原則禁止にしたいと思います。また、Autherized Secondary を行いたいという要望については、今後、現状のSecondaryに関する 見直しと合わせて、ガイドラインの作成などを行いたいと思います。 2. domain-list.txt, ip-list.txt などのファイルの公開中止と例外処置に ついて(審議) 以上の2つのファイルは4月1日から原則公開が中止されます。し かし、その一方で、学術的な利用は社内での利用に対する問い合わ せがかなりの数来ています。そのため、これらの要望には、同意書 を取り交わして、できるだけ答える方向で行きたいと思います。 ただし、利用は非商用であり、内部利用に限り、いかなる形での再 配布(そのサービスを利用すると元のリストが復元できるものはす べて再配布と定義する)を禁止を条件としたいと思っています。こ の件についてご意見をお願いします。 3. 次期基幹システムの関するタスクフォースの新設について(審議) 現在、事務局が中心となりDB-WGがアドバイザーとなり、次期基幹 システムの設計/構築を行うべく準備中です。そのため、現在の JPNICの業務と次期システムに関するヒアリングが業者により開始 されました。今回のシステムはJPNICの業務全体に関わるために、 既にDB-WGだけでは対応が不可能となっています。そのため、全WG を横断的に括るタスクフォースの新設を提案します。 次期基幹システム構築問題検討タスクフォース(???-TF) [憲章] 次期基幹システムの構築に関する諸問題についての検討とアドバイ スを行う [設置期間] 1999/4/1 〜 2000/3/31 [メンバー] 主査: DB-WG主査 メンバー: 各WG, TF主査または各WG, TFにおいて推薦された方 事務局の次期システム構築担当者