1999/07/21 運営委員会 資料 1-1 第 26 回 社団法人 JPNIC 運営委員会議事録(案) 開催日時 : 1999 年 6 月 17 日 (木) 13:25 〜 17:35 場 所 : JPNIC 事務局 会議室 出席委員 : 荒野 高志、 河北 隆生、 浦田 治、 大林 正英、 奥山 徹、 川崎 基夫、 小西 和憲、 佐野 晋、 白橋 明弘、 田代 秀一、 谷村 拓也、 藤野 貴之、 前村 昌紀、 新メンバ 予定委員 : 山本 芳人、 欠席委員 : 高橋 徹、 丸山 直昌、 水越 一郎、 提出委任状: 今津 英世、 小畑 至弘、 後藤 滋樹、 高田 広章、 林 一司、 事 務 局 : 東田 幸樹(事務局長)、 岩谷 理恵、 大橋 由美、 岡嵜 芳子、 小島 育夫、 近藤美菜子、 鈴木 由佳 箱田 雅彦、 森 健太郎、 森下 泰宏、 傍聴者 : 6名 配布資料: [公開資料] 資料 1-1 第25回運営委員会議事録(案) 資料 2-1 JPドメイン名登録業務に関する報告 資料 2-2 IPアドレス、AS番号割当業務に関する報告 資料 2-3 データベース管理業務に関する報告 資料 2-4 広報活動業務に関する報告 資料 2-5 情報提供業務に関する報告 資料 2-7 国際連携業務に関する報告 資料 2-11 システム管理業務に関する報告 資料 2-12 JPNIC会員に関する報告 資料 2-13 会費に関する報告 資料 2-14 手数料に関する報告 資料 2-15 企画室からの報告 資料 3-1 JPドメイン名検討部会報告 資料 3-2 IPアドレス、AS番号登録検討部会報告 資料 3-3 データベース管理検討部会報告 資料 3-5 情報サービス検討部会報告 資料 3-7 企画・国際部会報告 資料 5-1 情報サービス検討部会審議事項 資料 5-2 1999年度検討部会事業計画について 資料 5-3 EDドメイン名実証事業について 議事 佐野(社)JPNIC 運営委員長司会のもと、センター規程第 13 条第 1 項に基 づき、委員総数の 2/3 以上の出席( 委任状 4 通を含めて 17 名 )を確認し、 第 26 回の (社)JPNIC 運営委員会( 以降「運営委員会」という)の 開催が宣言 された。 運営委員会議事録査読担当委員の確認が行なわれた。 *担当 浦田 運営委員、河北 運営委員 続いて、資料の確認が行われた [公開議題] 1. 議事録の承認 佐野運営委員長 より、資料1-1 に基づき報告が行われ、承認が得られた。 2. 事務局からの報告 2.1) JPドメイン名登録業務に関する報告 事務局 小島より、資料2-1に基づき報告が行われた。 ・5月のドメイン申請件数は、3月と同程度であった。 2.2) IPアドレス、AS番号割当業務に関する報告 事務局 岡嵜より、資料2-2に基づき報告が行われた。 ・6月9日に APNIC からIPアドレスのの追加割り振りがあった。 APNIC への申請方法が変更になったため、申請者への割り当てに若干時間 がかかった。 ・今後の申請についてAPNIC と相談して、スムーズに進める予定。 2.3) データベース管理業務に関する報告 事務局 森より、資料2-3に基づき報告が行われた。 ・WHOISの検索数が若干減っているのはゴールデンウイークの影響であると 思われる。 [質問] -WHOISにおいて、同一IPアドレスからの大量検索を制限することで JPNIC のサービスとして何らかの影響は出ていないか。 →始めたばかりなのでまだわからないが、 継続的に調査している。 2.4) 広報活動業務に関する報告 事務局 近藤より、資料2-4に基づき報告が行われた。 ・次回より部会の統合に合わせ事務局報告資料も統合する。 ・Networld+Interop99 の出展ブースでは即答が期待されている質問が多かった。 [質問] - Networld+Interop99 質問内容はFAQと対応しているか。 →対応していないものについては随時対応させて行きたい。 - Networld+Interop99 のブース内での雰囲気はどうだったか。 →パンフレットをとりあえず取って行く人が多かった。 →両サイドが企業のブースだったこともあり、JPNIC のブースで あることが分かりにくかったようだ。 2.5) 情報提供業務に関する報告 事務局 近藤より、資料2-5に基づき報告が行われた。 [意見] -RFCのミラーが2583で止まっている。 →確認し対応する。 2.6) 統計データ集計業務に関する報告 事務局 近藤より、以下の報告が行われた。 *ホストカウントについて ・RIPE 方式のホストカウントを 6月1日に行った。 ・ゾーン転送を禁止しているドメインも多いため、総会時の報告より 数が減少している。 ・データの信頼性に疑問があるかもしれない。 ・月1回のペースで行い、データは公開する予定である。 [意見] -実測値ではない為、ホストカウントについては補正を行う必要がある。 -補正を行わないままの数値を公開すると誤解の恐れがあるのではないか。 →公開については再考する。 -JPNIC がゾーン転送を禁止している中、ゾーン転送によるホストカウント を行なっていいのかという意見がある。 →審議事項で検討 2.7) 国際連携業務に関する報告 事務局 大橋より、資料2-7に基づき報告が行われた。 ・ICANN,APTLD関連ベルリン会議資料が必要な方は、事務局大橋にご連絡 頂きたい。 2.8) 教育活動業務に関する報告 特に報告は行われなかった。 2.9) 調査研究活動業務に関する報告 特に報告は行われなかった。 2.10) 歴史編纂業務に関する報告 特に報告は行われなかった。 2.11) システム管理業務に関する報告 事務局 森下より、資料2-11に基づき報告が行われた。 2.12) JPNIC会員に関する報告 事務長 東田より、資料2-12 に基づき報告が行われた。 2.13) 会費に関する報告 事務長 東田より、資料2-13に基づき報告が行われた。 2.14) 手数料に関する報告 事務長 東田より、資料2-14に基づき報告が行われた。 ・5月に手数料の振り込みが減っているのは、稼働日数が少ない為である。 2.15) 企画室からの報告 事務局 岩谷より、資料2-15に基づき報告が行われた。 *事務連絡担当者会議について 当日配布する資料を事前にメールかWEBで公開する予定である。 →参加者に事前に目を通しておいてもらい、会議の内容を事前に知って 頂くことが目的である。 [補足] 事務局長東田より企画室の業務内容について説明があった。 今年度企画室のおもな仕事 ・JPNICの経営方針、新規事業の企画立案、全体の枠組みに関することを 取り扱う。 ・役員懇談会を開催し、問題点と来年度の予定を検討する。 2回ほど予定している。まずは7月1日に開催予定。 ・各検討部会の課題などがあれば、事務局長へ報告して頂きたい。 ・企画・国際部会を担当。 2.16) その他 特に報告は行われなかった。 3. 検討部会からの報告 3.1) JPドメイン名検討部会報告 川崎委員より、資料3-1に基づき報告が行なわれた。 ・「ドメイン名研究部会中間報告書」を適切な時期に公開して頂きたい。 [質問] -用語集はいつ頃納品される予定か。 →来週ぐらいには納品される。 -「ドメイン名申請ガイドブック」はいつ頃HTML版が納品される予定か。 →未定。とりあえずWEB上の「近日公開予定」というコメントは削除する。 -「ドメイン名簡単ガイド」のPDF版は160ページ位になり大変である。 →対応を検討する。 3.2) IPアドレス、AS番号割当検討部会報告 荒野委員より、資料3-2に基づき報告が行われた。 [質問] -RFC2050の検収をした感触はどうであったか。 →業者訳はかなり質がよいと思う。 →後程、事務局大橋より詳しい検収結果を関係者に通知することになった。 3.3) データベース管理検討部会報告 奥山委員より、資料3-3に基づき報告が行われた。 [質問] -JPNICのWHOIS検索の速度が遅く、Inter NICに技術的状況を伺うために JPNICから何人か訪問すると言う話があったがどのようになったか。 →現在視察に行っているが、今回技術的な調査は難しいだろう。 今後、各国のDBについて調査する予定。 3.5) 情報サービス検討部会報告 藤野委員より、資料3-5に基づき報告が行われた。 *情報サービス関係 ・RFCの編集について 編集者より下訳は全く使えないという意見があったが、数名で比較した ところ業者訳の質は必ずしも低いとは言えないのではないか、という意見 になった。 [質問] -口座の変更を告知する為だけバナー広告を作る必要があるのか。 →作成したバナーはJPNICのWEB上だけで使うものである。費用をかけて広告の 仕組みに載せる性質のものではない。 *広報関係 ・「JPNIC通信の今後のロードマップ」について 10月号は、APNICポリシにあわせて審議内容や基準の変更などについ て、IPアドレス・AS番号登録検討部会より掲載することになった。 [意見] -Internet Weekの事前登録が11月からとなるため、12月号へInternet Week についてを掲載したい。 →12月と1月で掲載内容を入れ換えることになった。 [質問] -News letter の発行時期を 8/10 の EDU-TALK Summer Forum '99にあわせる ことはできないか →出版社と相談してみる 3.7) 企画・国際部会部会 田代委員より、資料3-7に基づき報告が行われた。 [質問] -サンノゼで行われるミーティングへJPNICからの参加者は誰か。 →運営委員:田代委員 事務局 :副理事長丸山、大橋(前半のみ)、吉澤、岡部 3.8) 教育部会報告 浦田委員より、資料3-8に基づき報告が行われた。 ・「メールにて申しこみ」と資料にはあるが、先ほど藤野委員と相談して WEB上で申し込みが出来る形式にする予定である。 [質問] -申し込み時に学校関係者をどう区別するのか。 →自己申告で判断する。 [意見] -教育検討部会のありかたについて 中高の学校対象だけでなく、JPNICがインターネット普及させるための 活動もして頂きたい。夏のサマーセミナーも活動の一環として大切だが、 インターネットウィークでの活動もかなり大切である。 *Internet Weekについての報告 ・今年は、12月14日〜18日に横浜パシフィコで開催される。 ・今年はJPNIC主催で開催する。 →共催だと業者との対応や責任等の所在が大変である為。 ・来年以降も JPNIC が主催として開催していきたい。 ・チュートリアル/BOF のとりまとめは事務局ではなく、教育検討部会に お願いしたい。 3.9) 調査研究部会報告 特に報告は行われなかった。 3.10) 歴史編纂部会報告 特に報告は行われなかった。 4. 関連組織団体からの連絡および報告 4.1) JEPG/IPからの連絡および報告 特に報告は行われなかった。 4.2) JPCERT/CC からの報告 特に報告は行われなかった。 5. 審議事項 5-1) 情報サービス検討部会審議事項 藤野運営委員より、資料5-1に基づき審議依頼が行われた。 (1)RFC-JP プロジェクトについて ・ISOCのRFC国際化WGにJPNICのRFC-JPのプロジェクトの一員として参加 してよろしいか承認を頂きたい。 →質のいい訳を作ることが目的であるならよい。 [決定事項] 承認された。 ・それに伴うTFの立ち上げについて →詳細を確認してから、次回以降の運営委員会で承認して頂きたい。 (2)Newsletter 英語版の取扱いについて ・Newsletterの英語版の内容が古い。主要なトピックスだけでも訳して いこうと考えているが、 なくてもよいのではと言う意見もある。 どのようにしていくべきかご検討頂きたい。 [質問] -訳すことは金銭的には可能なのか。 →Newsletterの発行コストが安くなったということと、JPNICのコンテ ンツの訳費用からも賄うことは可能である。 [意見] -主要なトピックスだけでも訳して公開するのであれば、どのタイミング で公開するか等、検討部会からの要望を聞いた方がよい。 -Newsletterからすると、英語版のニーズはどのくらいあるのか。 海外に向けてJPNICの活動を発信していきたいのか、活動内容を紹介 るのか内容を明確にして頂きたい。 -WEBページの英語版がお粗末ではないか。 →アイコンと予算の確保は出来ているので、徐々に作成をして行く予定 である。 [決定事項] 承認された。 (3) HostCount について ・逆引によるホスト数検索のプログラムができてからホストカウントを 始めさせて頂きたい。 ・逆引によるホスト数計測は9月1日に稼働する予定。 ・現在のホスト数の計測方法は、ゾーン転送によって計測する方法である 為、JPNICがゾーン転送を禁止しておきながら、ゾーン転送を使用して ホスト数を計測するのはよいのか。 [意見] -JPのホスト数を継続的計測するために従来の方法で計測させて頂きたい。 -データベース側の意見としては、ホストカウントは行うべきだが、アナウ ンスをしてから行うべきだ。 -統計的には継続してとらなければ意味がないので、逆引型プログラムが 9月もしくはそれ以前に出来るのであれば、現在のゾーン転送型の計測 方法をやめるが、プログラム完成がのびるようであれば従来のゾーン 転送型の方法で計測するしかない。しかし、いずれにしても計測するに あたって、アナウンスをする必要がある。 [決定事項] 逆引型のプログラムがいつ頃出来るかによって方法を検討する必要がある。 5-2) 1999年度検討部会事業計画について 佐野運営委員長より、資料5-2に基づき審議が依頼された。 それそれの部会の主査より資料に基づき説明が行われた。 *ドメイン名検討部会 部会間のリエゾンについて [意見] -JPドメイン名検討部会が部会間のリエゾンを求めるなら IPアドレス、 AS番号割当検討部会やデータベース管理検討部会でも同様にリエゾンを 希望すると大変になってしまうのではないか。 -もともと運営委員会がリエゾンの役割を果たす場であったのではないか。 [決定事項] JPドメイン名検討部会でリエゾンに対する要求を整理する。 各部会のメンバは必要に応じて参加する。 *今後検討部会事業計画をどのようにしていくか。 ・本日の計画書を承認していただいて、メンバー等を正式に登録する。 ・書式については企画室で統一する。また、必要に応じて編集するので ご了承頂きたい。 5-3) EDドメイン名実証事業について 事務局 箱田より、資料5-3に基づき審議依頼が行われた。 ・EDドメイン名の実証事業の会員向けとISP向けのアナウンス内容を承認し て頂きたい。 →承認された。 --- 公開議題 17:00 終了 --- [非公開議題] --- 非公開議題 17:00 開始 --- --- 非公開議題 17:35 終了 --- 以上 -- 17:35 --