1999/08/26 運営委員会 資料 2-6 教育支援業務に関する報告 1)EDU-TALK SUMMER FORUM'99 開催 ◆開催日 1999年8月10日(火) ◆時 間 10:00〜16:45 ◆場 所 有楽町マリオン11階「朝日スクエア」 ◆参加者 135名 ◆配布物 プロシーディング NEWS LETTER No.14 アンケート コングレスバッグ (Internet Week'98) ◆講演内容 ○セッション1 「教育現場でのネットワーク構築とその運用」 1. 100校プロジェクトから見えたこれからの課題 國重 誠之 (JERIC) 2. ED ドメインの半年の経過 箱田 雅彦 (JPNIC) 3. 富山県における地域教育ネットワーク構築 藤井 修二 (富山県教育センター) 4. 諸外国の事例 Irene Langner (GMD) ○セッション2 「教育現場でのインターネットセキュリティ対策」 山口 英 (JPCERT/CC 運営委員長) ○セッション3 「インターネットの導入と教育利用について…学校編…」 (パネルディスカッション) 後藤 邦夫 (JPNIC 教育検討部会メンバ/南山大学) 亀田 意統 (文部省 初等中等教育局 中学校課情報教育室長) 芳賀 高洋 (千葉大学教育学部付属中学校) 奥山 徹 (ネットデイサミットin群馬 実行委員会 委員長) 北村 博文 (警察庁 生活安全企画課 理事官) 山口 英 (JPCERT/CC 運営委員長) Irene Langner (GMD) ◆アンケート集計結果 ・アンケート回収枚数 87枚 ・回答者の属性 学校関係者 54.7% 企業 23.8% 教育行政機関 6.0% 官公庁・自治体 3.5% その他 12.0% (1)全体についてどのように思われましたか? 1.良かった 89.0% 2.普通 11.0% 3.良くなかった 0% (2)開催形態についてどのように思われましたか。 ・現場の管理職に対象者を広げて欲しい。(教育対象としての管理職が 重要項目) ・もう少しテーマの絞込みがあれば、時間を有効に使えるのではないか。 ・参加者の顔が見えて、ディスカッションも自由な雰囲気でよかった。 (3)今後、学校のインターネット接続にはどのような課題の解決が必要と感じら れますか。(必要性の高いものから3つ選択) 1.予算や人の配置 53名 2.指導できる教員の研修 47名 3.セキュリティ対策の実施 43名 4.ネットワーク利用による問題発生時の対処方 法の確立 28名 5.関係者のコミュニケーション 28名 6.学校でのインターネットの具体的な活用法の 開拓・普及 25名 7.ネットワーク導入・構築の方法や手順の習得 13名 8.その他 2名 *その他の意見 ・お金がかかりすぎる ・導入決定権のある立場の理解 (4)今後(INTERNET WEEK'99のBOF等)、どのようなテーマを取り上げると良 いと思われますか。 ・セキュリティ対策――学校にはお金がないため、素人がサーバ管理を をやらなければならない。最低限の知識をそのような教育関係へ向け、 広める機会を増やしたほうがよいのではないか。 ・能天気な教育委員会へ「技術」をもとにした         ・セキュリティ         ・使いやすさ/使いにくさ        ・教育目的に合ったシステム         ・教育内容の変化に、あわせられる柔軟なシステム   をコンサルティングできる、また、そのコンサルティングを受け入れ られる教育行政担当者を養成してほしい。そういうコーディネーションは JPNICでは無理か。 ・インターネット利用に関する情報の流通改善。