1999/09/08 運営委員会 資料 3-1 JPドメイン名登録検討部会報告 [検討部会開催の報告] - 1999/09/08 13:00-19:00 出席者:高田、河北、川崎、小田、下野、奥山、谷村、佐野、坪 事務局 [主な検討事項(順不同)] 1. ドメイン名移転審査 - 部会審査(1件) 親子会社関係にあるか否かを検討した。 - 報告(4件) 合併1、親子会社2、合併後の親子会社1について事務局審査の後、 承認を行ったとの報告があった。 2. 個別審議 - 会員相互の合併による AD ドメイン名廃止の件 移行作業に時間を要するとの判断から、移行期限を延長することとした。 - 法律改正で組織名が変わる団体のドメイン名変更(2件) 改組することが明白なので準備のために早くドメイン名を変更したい 法律改正などで改組が明らかな場合には、なるべく早く変更申請ができるように 対応する方向 3. 省庁再編に伴うドメイン申請 - 継続して検討中 - 部会・事務局の担当者をアサインして推進する方向 4. IW'99 内容検討 - 地方自治体とのミーティング(12/16 10:00-12:00) - DOMAIN-TALK Meeting(12/16 14:00-17:00) テーマ候補:商標とドメイン名(ADR等) iDNS について 5. ドメイン名取消 - 登記前にCOドメイン名の登録を行ったことが明らかとなった。 ドメイン名取消しの答申を行う。 6. 「ドメイン名と知的財産権に関する研究会」に関する事項 - ICANN/DNSO などでは、次の2文書の制定が焦点となっている。 これらは、WIPO 最終報告のANNEX V を下敷きにしている。 "Policy Statement Regarding the Model Domain Name Dispute Policy" http://www.dnso.org/constituency/registrars/Website/ udrp-draft-19990909.html "Model Rules for Administrative Procedure Concerning Abusive Domain Name Registration" http://www.dnso.org/constituency/registrars/Website/wipo.dnrev1.html - 現在和訳作業中で、9月中に完成する予定 - ADRがある前提でこの2つをローカライズする方向で検討したい - 第4回研究会は10/6(水)開催「NSIのDispute Policyの良い面と悪い面」 その後、以下のテーマを扱う予定 Model Dispute Policy, Model Rules のレビュー 日本での実現の可能性 反サイバースクワッティング消費者保護法案(米)のレビュー ADRが空洞化しないための法律の整備 7. ADR - ドメイン名に関する紛争解決の手段にはいくつかの枠組みが考えられる x 立法措置により司法判断を積み重ねていく x 契約ベースで登録者・レジストリ・レジストラ・知的財産権者その他の調整を はかる - JPNICでやるべきこと 法律の専門家を集めて法律案について議論しADRの仕組みを作る → タスクフォースを設置して検討したい 議論していく上でADR/判断の基準/法律案を作っていく ADRを作っているうちに法律案も固まるのではないか - ADRが成功すると、JPNICとしても次のようなことが実行可能になるかもしれない 譲渡自由化(既存のSLD含む) 汎用SLD(一組織一ドメインの廃止、既存のSLD含まず) 8. 次回の予定 研究会 10 月 6 日(水)10:00〜12:00 通常部会会議 10 月 6 日(水)13:00〜17:00 以上