2000/7/10 運営委員会 資料 2-2-1 国際関係検討部会報告 (期間:6/8〜7/6) 1. ICANN (1)gTLD新設に関して(ICANN横浜会合の主要議題) (a)6/13にICANNより新設に関する方針ドキュメント公開。7/10締切にてパブ リックコメント(今回がlast chance)募集中。 ・幾つかのrestrictionレベル(完全オープン、charteredで登録時資格チェック なし、charteredで登録時チェックあり)で各数個のTLD新設を予定。ただ し、多少chartered側にバイアスがかかっている模様。 ・本年11/1に新gTLDのレジストリとgTLD文字列を認定・公開の予定。 (b)国際課にて和訳し、メーリングリスト等を介して国内に紹介した。 (c)6/28国内検討会開催(JPNIC INTLメンバ+日立商標担当)。現在フォローアッ プの議論実施中。7/10にICANNにコメント提出予定。 (d)ISPCPからの2年任期NCとして堀田再選(タイトルはJPNICでなくNTT)。 (2)ccTLDとしての活動 (ICANN横浜会合の主要議題) (a)ICANN認定ccTLDレジストリの基準に関してICANNにて議論中。横浜での 議論(ICANN、ccTLD Constituency, APTLD)に積極的に参加予定。 (b)各ccTLD宛に出されたICANNからのinvoiceに関し、その額の計算方法に不 信・不満があり各ccTLDはまだ払い込んでいない模様。JPNICにはUS$17,000 の請求書が来ているが、他ccTLDと同様、支払いに関する返事をICANNにまだ 送っていない。横浜のccTLD会合の主要議題。 (3)ASO選出理事の改選 (a)Pindarの後任選挙が8月のAC電話会議にて行われる。AP regionの3名として は、Sang Hyun KYONG、Geoff 、Srisakdi Charmonmanの名前が挙がっている。 (4)横浜では会合なし。 <一般会員(At Large)と選挙> (ICANN横浜会合の主要議題) (5)現状 (a)JPNICから、インターネットガバナンス研究会(オンライン/オフライン)、 ジャパンICANNフォーラム、その他種々のチャネルを通じ会員登録の重要性を 広報。6/28時点で正規登録(郵送されたPINを投入)まで完了した人数が世界で 25289人。日本は、アメリカ(8188)、ドイツ(5047)についで4251人。仮登録も 含めると日本からは8000人程度の模様。 (b)7/31までにWebでの一次登録をした人が9/20〜10/1投票の選挙権を得る。 (c)6/23締切までに届け出られた立候補者から、ICANNのNomination Committeeが絞り込み、7/20までに正式候補者名簿を公表予定。現時点では届 出者名簿は不明。 <国内状況> (6)ICANN横浜会合ローカルホスト (a)7/13〜7/17開催(関連会議も含めると7/11〜7/22)。企画・具体的準備大詰め。 (b)JPNIC自主企画として下記を開催。具体的企画ほぼ完。 ・ICANN Orientation Workshop (全世界の初心者向け):ICANNと共催 ・Dialogue with the ICANN Board (日本人向け) (7)教育宣伝活動 (a)ジャパンICANNフォーラム会員としてJPNICがもつチャネルにてICANN の重要性を宣伝し、一般会員勧誘。8〜9月に予定の次回フォーラム会合にて講 演を頂く方を探し中。 (b)7/3第5回インターネットガバナンス研究会@東京(後援:日経)、7/11JPNIC 大阪セミナー@大阪(協力:ソフト産業プラザ iMedio)。東京開催は、ICANNへ の参加のmotivationが高まったと高評。 (c)アウトリーチ推進グループ:種々のチャネルでの広報。第5回インターネッ トガバナンス研究会と大阪セミナーの企画・実行主体としてボランタリーに活 動中。 2. APNIC (1)APNIC Open Policy Meeting(10/25〜27)に対するsponsorの依頼が来た。現 在持っている情報からだけ判断すると、IPアドレス検討部会としては、 「sponsorとなるべきでない」とのこと。7末までに返事するため、横浜でPaul Wilsonにさらに事情を聞いて判断する。判断責任は国際関係検討部会。 3.APTLD (1)まず、TLD連合として立上げ、次に他業界も組み込むという案がLOI案とし てKilnam Chon氏から出されている。これは、JPNIC国際関係検討部会がこれ まで検討し表明してきた意見と一致。 (2) 7/10までにLOIにサインするつもりかどうかの意思表示をし、7/18までに正 式に返事することになっている。 4. AP* (1)横浜INET時に、APNIC, APTLD, APIA, APNG, APAN等が集まり、Joint Secretariat、APRICOTなどの進め方の議論を予定。 5.多言語ドメイン (1)米谷さん、後藤さん、丸山さんなどを中心に国際連携を考えながら国内活動中。 事務局業務報告について 1. ジャパンICANNフォーラム事務局 (1)6/30、如水会館にて、第2回フォーラム会合を開催。参加約80社。 内容はICANN、多言語ドメインに関する講演および一般会員登録の説明。 (2)http://icann.nic.ad.jp/ のジャパンICANNフォーラムホームページを 改良。 2. 横浜でのICANN関連会議企画 (1)ICANN Orientation Workshop 初心者向けICANNの紹介。 7/13 9:00-12:00 横浜パシフィコで開催すべく、企画、調整、準備。 (2)ICANN理事との対話会 日本の参加者向け。 7/17 9:00-11:00 横浜パシフィコで開催すべく、企画、調整、準備。